システム(KOF98)

システムメモ

  • ボタン
    A~Dの4ボタンを使用。
    A:弱パンチ、B:弱キック、C:強パンチ、D:強キック。
    A+B:緊急回避動作 or 避け、C+D:ふっとばし攻撃、A+B+C:パワータメ or MAX発動 or 援護攻撃

モード選択

ゲーム開始時に、アドヴァンストとエキストラのどちらかを選択する。
前作に比べ、エキストラが強化された(ジャンプ種類とカウンター攻撃の追加)。

 アドヴァンストエキストラ
ダッシュ動作ランタイプステップタイプ
ジャンプノーマルと小中大の4種類アドヴァンストと同じく
4種類のジャンプが可能になった
回避動作(AB同時押し)緊急回避(前転)避け カウンター攻撃も
出せるように
投げ外し可能不可
パワーゲージ攻撃をあてる、必殺技を出すことで溜まる
パワータメはできない
パワータメで溜めることが可能
相手の攻撃を受けた際も少し溜まる
ゲージストック数最大3本までストックすることはできない
MAX状態ゲージが1本以上ある状態で
ABC同時押しでMAX状態になる
ゲージを溜めきるとMAX状態になる
ゲージ引継ぎ可能だがフィーリングバリエーションに影響を受ける不可
超必殺技ゲージストックを消費して使用
MAX状態でもストック0だと不可
MAX状態か、体力点滅時使用可能
MAX版超必殺技MAX状態+ストック消費で発動MAX状態+体力点滅で発動
ガードキャンセルゲージストックを消費して使用MAX状態のみ使用可能
アドヴァンテージシステムストック数が増えるゲージが短くなり
MAXにしやすくなる

移動関連

  • ダッシュ
    icon-arrow-righticon-arrow-right。モードによりステップかランのどちらかになる。
    ステップ中に空中特殊技/必殺技を出せるようになった。
  • バックステップ
    icon-arrow-righticon-arrow-right。こちらは一定距離を移動する。
    こちらも空中特殊技/必殺技が出せるようになった。
  • ジャンプ
    通常ジャンプと小中大の4種類。
    距離は小<通常<中<大の順に長くなる。
    高さは小/中ジャンプと通常/大ジャンプが同じ高さ。
    中ジャンプと大ジャンプには残像が付く。
    • 小ジャンプ
      icon-arrow-rightoricon-arrow-rightoricon-arrow-rightを一瞬入れる。
    • 中ジャンプ
      下方向にレバーを入れた後にicon-arrow-rightoricon-arrow-rightoricon-arrow-rightを一瞬入れる。
      またはダッシュ中にicon-arrow-rightoricon-arrow-rightoricon-arrow-rightを一瞬入れる。
    • 大ジャンプ
      下方向にレバーを入れた後にicon-arrow-rightoricon-arrow-rightoricon-arrow-rightを入れっぱなしでジャンプ。
      またはダッシュ中にicon-arrow-rightoricon-arrow-rightoricon-arrow-rightを入れっぱなし。
  • 三角飛び
    ジャンプ中画面端でicon-arrow-right。アテナ、チョイ、舞のみ使用可。

攻撃関連

  • 特殊技
    レバー入れで出せる技。
    キャンセル可能な通常技をキャンセルして特殊技が出せる。
    キャンセルで出すと属性が変わる場合がある。
    例:京の轟斧は通常は「中段、キャンセル不可」だが、
      通常技キャンセルで出すと「中段ではなくなりキャンセル可能」になる。

    これにより、通常技→特殊技→必殺技の流れで連続技が組める。
  • ふっとばし攻撃
    C+D。ヒット時に相手を吹き飛ばしダウンさせる技。
    空中で出すとジャンプふっとばし攻撃になる。
    こちらはしゃがみガード可能。
  • 投げ
    icon-arrow-right or icon-arrow-right+C or D。
    全キャラCとD投げを持つ。
    チャンのD投げ、マリーのC投げ以外は、Cが前方、Dが後方に投げる。
    一部キャラは絞め技を持つ。お互いのレバガチャでダメージが増減するほか、
    援護攻撃の対象になるが、投げ抜けができないメリットがある。
  • 必殺投げ
    今作から投げスカりモーションが追加された。
  • 投げ外し
    アドヴァンストのみ可能。
    前作とコマンドが変わり、投げられた瞬間にicon-arrow-right or icon-arrow-right +A~Dのどれかになった。
    前作の下方向+A~Dでは投げ抜けできない。
    絞め技、コマンド投げは投げ外しができない。
  • 援護攻撃
    条件を満たしているときにA+B+C。
    待機キャラが相手に向かって攻撃を出してくれる。
    条件は次の通り。
    ・自分のチームの待機キャラが画面に見えている
    ・待機キャラが1人以上生存している状態(自キャラが3人目ではNG)
    ・自分が気絶 or 絞め技を受けている状態
    ・自分の体力が相手より低い状態

    援護攻撃はダメージ0、ダウン属性有。ガードすることが可能。
    基本は次の出番のキャラが援護に来る。

    キャラの組み合わせごとに相性が設定されている。
    相性は悪い・普通・良いの3段階あり、
    悪いと絶対に援護に来ることがない。
    普通の場合は50%、良い場合は100%で援護攻撃が発動する。
  • 打撃防御
    京の鬼焼きや荒咬みなど、一部の技にはガードポイントが付いている。
    相手の技をガードしながらヒットさせることが可能。

防御関連

  • 避け
    エキストラのみ。打撃に対して完全無敵でスキはないが、投げには無力。
    エキストラは投げ外しできないので注意。
    • カウンター攻撃
      避け中にA~Dどれかを押すことで出せる。キャンセル可能。
  • 緊急回避
    通称前転。アドヴァンストのみ。
    A+Bだけで前方向に移動するようになった。icon-arrow-right+A+Bだと後ろ方向に移動する。
  • ダウン回避
    相手の攻撃を喰らってダウンする直前にAB同時押し。ダウンをせず立ち上がることが可能。
  • 空中ガード
    後ろor垂直ジャンプ時のみ可能。
    空中ガード可能な技は相手の空中技や飛び道具。地上技は空中ガード不可。
  • ガードキャンセル
    アドヴァンストはゲージストックを消費して使用可能。
    エキストラはパワーゲージMAX時に使用可能。
    ガード中+ABで緊急回避動作、CD同時押しでふっ飛ばし攻撃がでる。
    エキストラもガードキャンセル緊急回避は可能。
  • ガードクラッシュ
    短時間に攻撃をガードし続けると発生する。
  • カウンターヒット
    必殺技のでかかりに攻撃をヒットさせるとカウンターヒットになる。
    ふっ飛ばし攻撃をカウンターヒットさせると、吹き飛んだ相手に喰らい判定が残るようになった。
  • クリティカルヒット
    真吾の特殊技・必殺技のみ、特定のタイミングをヒットさせると
    クリティカルヒットになる。ダメージが増加し、のけ反りも大きくなる。

モード関連

アドヴァンスト

パワーゲージが最大3~5本たまる。
ゲージがあればMAX状態の有無にかかわらず超必殺技を出すことが可能。
MAX発動すると攻撃力が一定時間UPし、(ゲージがあれば)MAX超必殺技を出すことができる。
前作と違い、MAX超必殺技を出すとMAX状態が終了するようになった。

キャラ交代時にゲージを引き継ぐが、引継ぎは相性ではなく、
後述のフィーリングバリエーションシステムに影響を受ける。

エキストラ

ジャンプの種類がアドヴァンストと同じになり、また避けからカウンター攻撃を出すことが
できるようになって強化された。
さらにステップから特殊技/必殺技を出すこともできる。
京のステップ奈落落とし→ステップ奈落落とし…のような強力な連続技も可能になった。

アドヴァンテージシステム

負ける度にゲージ回りのシステムに有利が付くシステム。
アドヴァンストとエキストラで効果が違う。

  • アドヴァンスト
    負ける度、最大ストック数が1つ増える。3人目は最大5ストックできることになる。
    ストック自体は増えない(フィーリングバリエーションの影響の見受ける)
  • エキストラ
    負ける度、パワーゲージ自体が短くなる。
    単純にMAX状態にさせやすくなる。

フィーリングバリエーションシステム

通称「ご機嫌日替りシステム」。
キャラ毎に日ごとにランダムで機嫌が設定されており、ゲージの引継ぎに影響する。
機嫌は「良い」「普通」「悪い」の3種類。順番選択画面でスタートを押すことで確認できる。
自キャラが負けてラウンドが変わる際に、「戦っていたキャラの機嫌」によってゲージが変化する。
・良い:ゲージ+1
・普通:変化なし
・悪い:ゲージ-1
このため、機嫌がいいキャラは1~2人目に、悪いキャラは3人目にするのが定石となる。
このシステムのアドヴァンストのみ関係し、エキストラは影響を受けない。

アケアカNEOGEO版とOROCHI SAGA版は日付を変更しない限り変わらない。
UM同梱版の二つはメニューに戻るたびに機嫌が変わるようになっている。

その他

  • スタートで挑発。お互いがエキストラを選択時のみ、ゲージを減らす効果が復活した。
    挑発は出てすぐのキャンセルはできず、96のような連発は不可。
  • 前作の簡略コマンドは軒並み削除され、技の暴発はしないよう改善された。