ボタン
※操作は左側(右向き)の場合。
操作 | 行動 | 備考 |
前進 | ||
後退 or 立ちガード | 相手が攻撃していた場合は立ちガードになる。 | |
しゃがみ | ||
しゃがみ歩き | テリー、アンディ、ジョー、キム、舞のみ | |
しゃがみ or しゃがみガード | 相手が攻撃していた場合はしゃがみガードになる。 | |
前方ジャンプ | ||
垂直ジャンプ | ||
後方ジャンプ | ||
前ダッシュ | ||
バックステップ | ||
A | 弱パンチ | 相手との距離や自分の状態(ジャンプ・しゃがみ)によって出る技が変わる。 |
B | 弱キック | A同様 |
C | 強パンチ | A同様 |
D | 強キック | A同様 |
A+B+C | パワー溜め | |
C+D | ふっとばし攻撃 | |
空中でC+D | 空中ふっとばし攻撃 | |
ガードポーズ中に+A or B | スルーアタック | |
or +C or D | 投げ | 一部例外有。 |
絞め技中か気絶時に A+B+C | 援護攻撃 | 条件有。 |
遠距離でC | 挑発 |
クレジット投入 | L1ボタン |
ゲームスタート | Optionボタン |
メニュー | タッチパネル |
移動関連
しゃがみ歩き
餓狼出身キャラはでしゃがみ歩きが可能。(テリー、アンディ、ジョー、キム、舞)
移動速度はの通常歩きに比べて遅くなるが、下タメをしながら移動できるのが利点。
下タメ技を持つテリー・キム・舞以外にはあまり利点にならない。
前ダッシュ
で前ダッシュ。前方に一定距離移動する。
舞、鎮は地上を転がって移動、それ以外はショートジャンプの形で移動する。
移動中に必殺技を出すことが可能。舞、鎮以外は空中必殺技のみ。
特殊技は出せないが、例外としてアテナのフェニックスボムのみ出すことが可能。高速中段になる。
ショートジャンプ系の前ダッシュは着地に硬直=スキがあるが、硬直をキャンセルして必殺技を出すことができる(前ダッシュ→着地キャンセル必殺投げ等)。
飛び退き(バックダッシュ)
でバックダッシュ。後方に一定距離移動する。
前ダッシュと同じく、舞、鎮は地上を転がって移動、それ以外はショートジャンプの形で移動する。
ガロスペと違い、バックダッシュに無敵はついていない。
三角飛び
アテナ、チョイ、舞が可能。
通常は画面端から再度ジャンプする軌道をとるが、
三角飛びと同時に通常技を出すと、飛び上がらず技を出しながら落ちてくる。
画面端の相手の奇襲等に利用可能。
通常技関連
4つのボタンで弱/強のパンチ/キックが出せる。
今作の特徴は以下の通り。
・ブライアントとチャン以外は連打キャンセル可能な弱技を持つ。
キャラにもよるが、相手に当てられる回数が多いのが特徴。
めくりジャンプ攻撃→弱攻撃連打で気絶→気絶ができるキャラも。
・遠距離通常技は基本キャンセル不可。
特殊技
京、ヘビィD!、ユリはレバー入れ+ボタンで特殊技が出せる。すべて中段属性有。
KOF’97以降と違い、強ボタンを使うのが特徴。
通常技キャンセル特殊技はできない。
アテナ、京、紅丸、ラッキー、ブライアン、舞は空中特殊技を持つ。
アテナ、紅丸以外の空中特殊技は相手を下にたたきつけるモーションを出し、次の特徴がある。
・空中の相手に当てると相手を地面にたたき落とす(ダウンさせる)。
・地上の相手にヒット/ガードさせるとヒットストップ中にこちらが地上に移動する。
展開が速く操作が大変になるが、通常のジャンプ攻撃よりも地上技につなげやすい。
ふっとばし攻撃
C+Dでふっとばし攻撃。その名の通り、当たった相手を大きく吹き飛ばしてダウンさせる技。
強攻撃の上位通常技として設定されている。具体的にはリーチ・ダメージ・ガード硬直が
強攻撃より強い(傾向にある)。
通常技の一種なので、全キャラキャンセルが可能。
にレバーを入れたままでは出すことができない。
スルーアタック
ガードポーズをとっている状態で+A or Bでスルーアタックが出せる。
・技中に上半身無敵あり。
・当ててもダメージ0。
・全キャラキャンセル可能。
・ヒット時の効果はのけ反り。
ダメージ0のため、使うならキャンセル必殺技までセットで考える必要がある。
対空にスルーアタックのみを使うのはリスクリターンがあっていない。
下記の3パターンのうち、基本は1と2の間に使用することができる。
攻撃モーションが大きい強攻撃等相手には3でもだすことが可能。
1.ガードし始めのポーズ中
2.ガードポーズ中(攻撃ガード前)
3.ガードポーズ中(攻撃ガード後)
ガードキャンセルではないので、相手の攻撃をガードしている最中には出せない。
ガロスペの避け攻撃より判定がシビアになったようで、少し出しづらくなった。
投げ関連
通常投げは基本or+C or D。
大抵の投げはレバーを入れた方向に投げることが可能。
一部キャラは絞め技も持つ。こちらは他の格ゲー同様に、お互いのレバガチャでダメージが増減する。
絞め技は援護攻撃の対象となるため、場合によってはカットされる可能性がある。
一部のキャラは空中投げを持つ。これもレバーで投げる方向を決められることが多い。
ヘビィD!とチョイのみ、「投げと同じ条件で出せる打撃技」を持つ。
後の打撃投げ同様の仕様だが、ガードが可能。そのため実用性はない。
攻撃避け
A+Bで攻撃避けを出せる。
一定時間打撃技に対して完全無敵になるのが特徴。
接触判定も消えるため、攻撃避け中に突進技を重ねられると通り抜ける。
避け中は移動できず、投げには無力なのが弱点。
攻撃避けの終わり際に、次の攻撃避けの入力を受け付けているので、
無敵を維持するのは容易。
or 入れっぱなしで出すことができるが、しゃがみからは出すことができない。
パワーゲージ関連
左下(2Pは右下)にあるゲージ。
満タンにすることで一定時間攻撃力が上がり、超必殺技を一度だけ出すことができる。
ゲージを溜める方法は次の通り。
・相手の攻撃を喰らう(投げ以外)
・相手の攻撃をガードする(ケズリの有無は問わない)
・パワータメを行う
ガード/ヒット時の増加率は技にかかわらず一定で、ヒット数のみ影響する。
必殺投げもゲージが溜まらないが、ユリの百裂ビンタ、タクマの翔乱脚のみ溜まる。
パワーゲージMAX時の効果は次の通り。
・攻撃力が1.5倍になる
体力ゲージ点滅時の超必殺技は1.2倍
・攻撃のヒット/ガード時のノックバックが大きくなる
ノックバックの変化はメリットにもデメリットにもなる
(入らなくなる連続技が入らなくなる/ガードされた際に反撃を受けづらくなる等)。
パワーゲージMAXの持続時間は、どうやって溜まったかで変わる。
パワータメでMAXにする>相手の攻撃でMAXになる なので、MAXを生かしたいなら
最後は自分で溜めるのが望ましい。
パワーゲージの状態はラウンド開始毎にリセットされ。0から始まる。
パワータメ
A+B+Cでパワータメを行う。
ボタンを押し続けている間、パワーゲージが上昇する。
攻撃避けと違い、しゃがみからも出すことが可能。
パワータメにスキはなく、入れながらパワータメをしていれば
ボタンを離すことでスムーズにガードに移行できる。
挑発
相手と距離をとり、Cボタンを押すことで挑発が出せる。
挑発には相手のパワーゲージを減らす効果がある。
MAXになっている場合は効果がない。持続時間を減らすようなことはない。
挑発中にCを連打することで、大きくゲージを減らすことが可能。
挑発にも隙はなく、途中で中断も可能。
援護攻撃
条件を満たしているときにA+B+Cボタンを押すことで、待機キャラが
相手に向かって攻撃を出してくれるシステム。
条件は次の通り。
・自分のチームの待機キャラが画面に見えている
・待機キャラが1人以上生存している状態(自キャラが3人目ではNG)
・自分が気絶 or 絞め技を受けている状態
援護攻撃はダメージ0、ダウン属性有。ガードすることが可能。
基本は次の出番のキャラが援護に来る。
援護攻撃を行ったキャラが待機場所に戻るまでに絞め技を喰らった場合等は
もう1人の待機キャラが援護に来る。
ガードキャンセル
KOF’94では「ガードが5回以上連続で続いた場合」のみ、ガードキャンセル必殺技を出すことが可能。
必殺技の種類は問わない。超必殺技でも可能。
単発で5回以上ガードさせる技や、ガードされているのに弱攻撃を連打するなどは注意が必要。
必殺技関連
コマンド投げ
KOFではのけぞり中の相手を投げ技の必殺技(コマンド投げ)で投げることが可能。
連続技に組み込むことができる。
ケズりダメージ
KOF’94は必殺技のケズりダメージが低い傾向がある。
ケズリダメージは必殺技を当てたダメージ(各種補正計算後)の1/8となっている。
(ガロスペは1/4だった)
超必殺技
体力が1/4以下になり、体力ゲージが赤く点滅するか、パワーゲージMAX時に使用可能。
パワーゲージMAXに超必殺技が発動すると、その時点でパワーゲージは0になる。
(ヘビィD!のみ、超必殺技発動時ではなく最後の1発が出た際に0になる)
超必殺技によって性能差が大きく、連続技に組み込めるものや、先読み対空にしか使えない物等様々。
コマンドの難易度にも大きく個性が付いている。
キャンセル
強制キャンセル
連打系の必殺技はどの通常技もキャンセル可能。
さらに、連打技と別の必殺技コマンドを同時に成立させると
別の必殺技を強制キャンセルで出すことができる(技の優先度が連打技より高い場合のみ)。
連打技は4回連打でコマンド成立する。
パワータメキャンセル
・弱攻撃をキャンセルしてパワータメを行うことが可能。
・A+B+Cを一瞬だけ押すことで、パワータメをキャンセルして通常技が出る
通常技の優先度はC>B>Aなので、強パンチが出る。
この二つの仕様を使うことで、連打可能な弱攻撃→強攻撃と繋げることができる。
A+B+C+D同時押しで同じことを行うと、強キックを出すことができる。
投げキャンセル
キャンセルコマンド投げを入力した際、投げられない状態(相手がガード中or投げ間合いの外)では、
通常技をキャンセルしてニュートラルに戻る効果がある。
連続技(コンボ)
本作の連続技の特徴は下記2点。
- 弱攻撃連打
前述の通り、弱攻撃連打が強力な連続技になる。 - 飛び込み強攻撃→近強攻撃→キャンセル必殺技
基本の構成だが、KOF’94ではこれで気絶が確定する。
チーム・バトル・システム
KOFは3vs3のチーム戦のため、次の特徴がある。
1.対戦開始時に対戦するキャラ順を決定する。
2.対戦は勝ち抜き形式で行う。対戦で勝ったほうは一定量体力を回復させ、連闘する。
勝ちラウンドの残り時間が多いほど体力回復量が多くなる。
3.ダブルKO、ドローの場合は二人とも負け扱いになる。
その他
- 気絶有り。前述のとおり1コンボで気絶する。
- 各ステージごとに開始前の演出が入る。
バグ
KOF’94は対戦に影響するレベルのバグが多く存在する。
飛び道具連射
何らかの方法で飛び道具を二つ出した状態にすることで、「画面に飛び道具一つ」の制限を無視して
飛び道具を連射できる。
飛び道具を出した後、前ダッシュ/バックステップすることで飛び道具の制限を外すことが可能。
そのあとは飛び道具を二発出し続けている限りその状態が維持される。
キングはダブルストライクを出すだけで制限が外れた状態になる。
連続コマンド投げ
コマンド投げを連続技に組み込むと、投げ後にダウンした相手を再びコマンド投げで
投げることが可能になる。
連続コマンド投げが可能な投げは次の通り。
・天地返し(大門)
・超大外狩り(大門)
・地獄極楽落とし(大門)
・ストームブリンガー(ハイデルン)
・スーパーアルゼンチンバックブリーカー(ラルフ/クラーク)
・ウルトラアルゼンチンバックブリーカー(クラーク)
コマンド投げでも百裂ビンタ(ユリ)、翔乱脚(タクマ)ではできない。
大ジャンプ
KOF’95と同じ操作(を一瞬入力)で大ジャンプが可能。
正式なシステムではなくバグの一種。ALL ABOUTではちょんジャンプと呼ばれていた。
キャラによりやりやすさが違う。紅丸/クラークがやりやすい。
必殺技の弱/強入れ替え
必殺技を弱(強)で出し、動作中に素早く強(弱)の必殺技コマンドを入力することで
必殺技の弱/強を入れ替えることができる。
例えば、テリーのバーンナックルは
弱:出が速く飛距離が短い
強:出が遅く飛距離が長い
だが、弱バーンナックルを出し、最初に構えているときに強コマンドを入力することで
「出が速く飛距離が長い」バーンナックルになる。
属性を変える際に入力するコマンドは同じ小マン出なくても可能。
上記例だと弱バーンナックル→素早く強パワーウェーブでも切り替えることができる。
空中超必殺技
空中必殺技を持つキャラは、超必殺技と空中必殺技のコマンドを重複させることで
空中で超必殺技を出すことが可能。
本作ではキム、ブライアン、リョウが可能。
キムが一番出しやすい(+BD)。
投げダメージ入れ替え
一部キャラは相手を投げた後、ダメージが入るタイミングで別の技を出すことで、
投げのダメージを後から出した技のものに変更することが可能。
アテナ、鎮、ブライアン、キムが該当する。
投げられ判定消失
ジャンプ中の相手をダウンしない技で落とすと、次に相手に攻撃を当てるまで
投げられ判定が消えた状態になる。
体力勝ちしている場面でこの状態になり、攻撃避け連打することで試合が詰む。
ハイデルン関連
ハイデルン参照。
その他
- 体力が0になると、攻撃力が上がる仕様がある。
チャンのC投げが大変なダメージに。 - しゃがみガード中の相手に中段技(ジャンプ攻撃含む)を当てて気絶させると、
ダウンせずいきなり気絶する。
操作性
少し癖がある。
・前ダッシュ/バックステップの入力は2回目の or を入れっぱなしにする
・一部コマンド技は最後にニュートラルに戻す必要がある
等。
ゲームの特徴
チームエディットがないため、チーム単位でバランスが考えられている。
強力な飛び込み・連続技
ガロスペと比べるとジャンプの軌道が低めで、強力な対空を持たない相手には飛び込みやすい。
飛び込みからのコンボや近づいてからの弱攻撃連打で気絶しやすく、1回気絶させればほぼ勝ちのバランスになっている。爽快感が高い。
数多くのバグ
ゲームに影響があるバグが非常に多い。
身内対戦でもどこまで許容するかを決めておく必要があるレベル。