4作目(スト1からだと5作目)にして漸くリュウと声が差別化された。
顔グラフィックと合わせて、ケンのさわやかなイメージはここから始まった。
ゲーム的には空中竜巻の挙動や強昇竜等が調整された。
コマンド
キャンセル可否
リュウ同様に空中竜巻が「いつでも」ではなく「キャンセル可能時のみ」出せるようになった関係で、キャンセル可能技が大幅に減っている。
XのSキャラはキャンセル可能な空中技が若干多い。
| 状態 | パンチ | キック | |||||
| 弱 | 中 | 強 | 弱 | 中 | 強 | ||
| 立ち | 近距離 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ×/× |
| 遠距離 | ○ | ○ | × | × | × | × | |
| しゃがみ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| 垂直ジャンプ | ○ | △ | △ | ○ | × | ○ | |
| 斜めジャンプ | ○ | △ | △ | × | × | × | |
△：Sキャラのみキャンセル可能。
投げ
※すべて近距離で入力
| 技名 | コマンド |
| 背負い投げ せおいなげ |
or +中P or 強P |
| 地獄車 じごくぐるま |
or +中K or 強K |
必殺技
| 技名 | コマンド |
| 波動拳 はどうけん |
+P |
| 両手で気の塊を放つ、おなじみの飛び道具。 弱→強の順で弾速が速くなる。 ダッシュまでに比べ、射出の隙(及びトータルの硬直時間)が少しだけ短くなった。 |
|
| 昇龍拳 しょうりゅうけん |
+P |
| おなじみのジャンピングアッパー+膝の同時攻撃。 弱→強の順にジャンプが高くなる。 性能はダッシュ据え置き。 上昇中完全無敵、出だしが高ダメージ。弱～強で1/2/3段になり、 最終段でダウンさせるようになった。 強は相手を燃やすファイヤー昇龍拳になる。大きく前に伸びるのは変わらず。 |
|
| 竜巻旋風脚 たつまきせんぷうきゃく |
+K |
| 前方へ回転しながら連続で旋風脚を繰り出す。 弱→強の順に移動距離が長い(=攻撃回数が多い)。 回転(=攻撃間隔)が速く、連続ヒットするがリュウと違いダウンは取れない。 しゃがんだ相手に相変わらず当たらない。 上昇時の膝モーションに攻撃判定がつき、攻撃判定が出るのが速くなった。 ソニック、ヨガファイアー、グランドタイガーをかわす。エアスラッシャーはかわせない。 |
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| 空中竜巻旋風脚 くうちゅうたつまきせんぷうきゃく |
空中で+K |
| 空中で竜巻旋風脚を出す。地上版同様に、ダウン属性無し、連続ヒットするほど密度が濃い。 ターボと違い、ジャンプ時の慣性に影響を受けるようになった。 ジャンプのどのタイミングで出すか、弱～強のどれかで移動距離が変化する。 |
|
使い方
基本戦法
基本は前作と変わらず。中・強足払い・波動拳で牽制し、隙を見て飛び込んで連続技を狙いたい。
速度が遅くなったことで、相対的に飛び込みを対処されやすくなったのがつらい。
波動拳の隙が若干少なくなったが、リュウほど頼れる性能にはなっていない。
対空
前作同様基本は昇龍拳。出せない場合はしゃがみ強パンチでもいいが相打ちが多い。
距離が遠い飛び込みは遠立ち中/強キックや強足払い、昇りジャンプ強キック等。
空中竜巻
リュウ同様に軌道が可変になったことで、様々な使い方が可能になった。
トップスピン
斜めジャンプ直後に使うことで、放物線を描きながら出せる空中竜巻の通称。
通常ジャンプと同程度の滞空時間で、素早く相手との距離を詰めることができる。
弱→強で距離が長くなる。
飛び道具を読んだ際、かわしながら距離を詰めて反撃するのに使用できる。
大きく飛び上がって上空で竜巻が終わるのは、トップスピンに失敗している
(入力が遅い場合の挙動)。
上空から着地まで隙になってしまうが、相手に追い詰められている際は
大きく前方へ逃げることになるため、反撃は喰らいづらい。
ケンはリュウよりトップスピンを出しやすい。
さらに飛び道具の性能から、トップスピンの重要度は高いといえる。
これが自在に出せるようになれば、相手の飛び道具にカウンターが可能になるため
飛び道具の抑止効果を期待できる。
飛び込みとの2択
普通の正面飛び込み時に、ジャンプ頂点付近で空中竜巻することで横移動の距離が伸び、
めくりにあって当てることができる。
ジャンプ攻撃との2択に使用可能。
逃げ時に使用
追い詰められている際にトップスピン(か、失敗時の大きなジャンプの空中竜巻)で
素早く前方に逃げることができる。
自分の後ろにスペースがある場合は、バックジャンプから空中竜巻で安全に距離をとることが可能。
コンボ(連続技)
- ジャンプ強P→立ち強P→弱昇龍拳
- (めくりジャンプ強K)→近立ち強P→強竜巻旋風脚
ダルシム・フェイロン限定。 - しゃがみ弱キック×2→弱昇龍拳
弱昇龍拳は+弱P弱K同時押し。
これができるようになると、スパ2Xのしゃがみ弱キック×2→昇龍裂破もできる。
