デミトリ(ハンター)

前作でほぼ完成していたようで、技の追加は少ない。
しゃがみ中キックがリニューアルされたほかは新EX技のデモンブラストが追加されたぐらい。
一方で、カオスフレアが地上版/空中版を同時に撃てなくなりダウンもとれなくなったり
(ダッシュ)デモンクレイドルが空中ガード可能になったりと、細かい弱体化が目立つ。
勿論、バットスピンのバグ入力もなくなった。

ハンターでは主人公がドノヴァン、レイレイとなっているが
ヴァンパイアシリーズの主人公として、デミトリも主人公タグをつけている。

コマンド

キャンセル表

状態 パンチ キック
立ち 近距離 ×
遠距離 × × × ×
しゃがみ × ×
ジャンプ × ×
  • しゃがみ中キックが遠立ち強キックのグラフィックではなく
    足払いのグラフィックにリニューアルされた。キャンセルも可能に。
  • ジャンプ中攻撃がどちらもキャンセル可能になった。
  • しゃがみ強キックはダウン属性のある足払いだが、前作同様に立ちガード可能。
  • ジャンプ攻撃は弱パンチ、弱キックと強キックから他の技を出すことが可能。

ダッシュ

地上をダッシュするタイプだが、ダッシュの途中で消えるのが特徴。
消えている間は無敵で相手をすり抜ける。また、ネガティブストーレン以外の必殺技で
ダッシュ中断が可能。デモンクレイドルは性能が変化する。
ダッシュ後半、姿を見せた後(無敵が切れた後)なら
ネガティブストーレンや通常投げでもキャンセル可能。通常技では不可。

後方ダッシュも前方ダッシュ同様の性能となる。

追いうち技

技名 コマンド 属性
ヘルズライド 相手ダウン中にicon-arrow-rightoricon-arrow-rightoricon-arrow-right+K ES
画面8割程をサーチジャンプして踏みつけるダウン追いうち技。
ES版は魔人の姿になり、相手を数回踏みつけた後お辞儀をする。
狙いどころはしゃがみ強キック、ESカオスフレア、ES(ダッシュ)デモンクレイドル、
バットスピン(空中ヒット時)、ミッドナイトプレジャー、デモンブラスト後。

投げ

※すべて近距離で入力

技名 コマンド
バットダイブ icon-arrow-right or icon-arrow-right+中P or 強P
常に前方に投げる。位置を入れ替えることができない。
デモンフライ 空中でicon-arrow-right以外+中P or 強P
空中投げ。レバーを入れた方向に投げる。

必殺技

技名 コマンド 属性
カオスフレア icon-arrow-righticon-arrow-righticon-arrow-right+P
(空中可)
ES
両手を前に突き出して炎の飛び道具を放つ。
発生から時間経過につれダメージが下がる。
弱→強で速度が速くなり、耐久値が高くなる。
地上ヒット時は燃焼のけ反りになりダウンしなくなった。
一定時間燃焼ポーズをとり硬直する。この状態に追撃はできない。
空中ヒット時は燃焼ダウンするが、追いうちは入らない。
また、デミトリが攻撃を受けると飛び道具が消えるようになった。

空中でも使用可能。真横に飛ばす。技後は反動で後方に押されて着地する。
弱→強で弾速が速く、後ろに押される距離が長くなる。
出すための高度制限が厳しめ。ジャンプ頂点~少し降下した位置ぐらいでしか出せない。
そのためジャンプ直後の発射は不可。

ES版は顔の付いた大きめの炎を飛ばす。
こちらは最大3ヒット、燃焼ダウン属性有。
他の飛び道具を打ち消しながら進む。時間経過でのダメージ減は通常版と変わらない。

ハンターでは地上版/空中版が出ている間にもう片方を撃つことはできなくなった。
デモンクレイドル icon-arrow-righticon-arrow-righticon-arrow-right+P ES
GC
回転しながら垂直に上昇し、ツバサで攻撃する技。
1ヒットダウン技。弱→強で高く飛ぶようになる。
前作と違い、出始めに無敵時間有で出はじめのみ空中ガード不能

ES版は螺旋状のエネルギーを纏う。
多段技になり、最大7ヒットするようになる。
また、こちらは完全に空中ガード不能になる。
ノーマル版ES版共に判定は強いが、横のリーチがないのが難点。

ガードキャンセルに利用可能。出せれば強力な防御手段。
ダッシュデモンクレイドル ダッシュ中にicon-arrow-righticon-arrow-righticon-arrow-right+P ES
ダッシュ中に出すデモンクレイドル。前方斜め上に跳びあがるようになる。
性質は通常版とほぼ同等。
(1ヒットダウン技。弱→強で高く飛ぶ。出始めに無敵時間有で出はじめのみ空中ガード不能)。
通常版より攻撃範囲は広がるが、軌道の関係でガードされた際はこちらの方がスキが大きい。

ES版は非ダッシュ版同様螺旋状のエネルギーを纏う。
こちらも多段技になり、最大7ヒットする。
完全に空中ガード不能になるの通常版同様。
バットスピン icon-arrow-righticon-arrow-righticon-arrow-right+K
(空中可)
ES
姿を消し、頭上に現れてマントを纏ったまま斜め下へドリルアタックを行う。
最大3ヒット、ダウン属性はない。
空中連続ヒットするようになり、空中ヒット時はダウンする。
反面空中ガードも可能になった

ヒット/ガード後は後ろへ跳ね返る。
弱→強でドリルアタックの落下速度が若干速くなり、強度によって出現位置が変わる。
弱:自分の真上に出現
中:自分から1キャラ程前方の上空に出現
強:自分から3キャラ程前方の上空に出現
相手の足元ぎりぎりに当てて3ヒットする前に着地すると跳ね返りがなくなり
ヒット/ガードを問わずスキがなくなる。

空中でも出すことが可能。性能は地上版と変わらない。

ES版は攻撃判定が着地まで出続けるようになる。最大10ヒット。
ヒット/ガードを問わずスキがなくなり、大ダメージを与える技になる。
ガードされた際はガードキャンセルの的になりやすい。
出現位置については中K+強Kで出すと中と同じ位置、それ以外はすべて弱と同じ位置になる。

前作にあった追加入力バグはなくなった。
ネガティブストーレン 近距離でレバー1回転+中P or 強P
相手を捕まえ、回転しながら垂直に跳んで相手を地面にたたきつける投げ技。
イヅナ落としの一種。
通常投げと似ているが、ジャンプの高さと錐もみ回転しているかどうかで判別できる。
ES版は存在しない。

回転方向に注意。カオスフレアとコマンドが被ると暴発しやすい。

属性について
ES:エスペシャル版対応技
GC:ガードキャンセル対応技

EX必殺技

技名 コマンド
ミッドナイトプレジャー icon-arrow-righticon-arrow-righticon-arrow-right+PP同時押し
コマンド入力後、ダッシュと同じモーションで前進し
相手にヒットすると連続かみつき→通常技4連撃の連携を出す乱舞技。
攻撃判定が投げになっているのが特徴。
そのため空中の相手や投げられない状態の相手にはヒットしない。
デモンブラスト icon-arrow-righticon-arrow-righticon-arrow-right+KK同時押し
その場で魔人に変身し、両手を広げて無数の蝙蝠を飛ばす飛び道具。
蝙蝠は計8匹。広範囲にわたって少しだけ斜め上に跳んでいく。
ヒット時は浮かせながら連続ヒットしダウンさせる。
コマンド入力直後は完全無敵。その後も無敵は続くが投げられ判定のみ復活する。
連続技にはできないが、完全にかわすのが難しい技。
至近距離でクリーンヒットするとダメージが大きい。

使い方

基本戦法

前作のカオスフレア地上版・空中版での弾幕戦法はできなくなった。
代わりに手に入れたしゃがみ中キックは単発の牽制に役立つ。
チェーンでしゃがみ強キックやキャンセルカオスフレア、
距離近めならキャンセルミッドナイトプレジャーに繋ぐ。

飛び道具の撃ち合いには強い方。
カオスフレアで相殺したり、ダッシュで抜けつつデモンクレイドルでカウンターもとれる。

こちらから攻める際はダッシュ、ジャンプ、バットスピン(バグ入力)等がある。
ダッシュからのミッドナイトプレジャー/デモンクレイドルの2択は今回も可能。
ゲージ管理しやすくなり、状況に応じて連発も可能になったが
デモンクレイドルが空中ガードできるようになったことに注意。
ES版にすればこの点はリカバリーできる。
ミッドナイトプレジャーは相手の起き上がりに重ねてもいい。
バットスピンは飛び道具へのカウンターや、後方ジャンプからの奇襲に。

飛び込みは中キックが使いやすい。
ジャンプ弱キックは出っ放しなので、早めに出してガードさせてからネガティブストーレンや
他のジャンプ攻撃に繋ぐ等が有用。

デモンクレイドルの性能に頼り、待ち(対応型)で戦うほうが向いていると思われるキャラ。

対空

デモンクレイドルが基本。ガードキャンセル仕込み(icon-arrow-righticon-arrow-righticon-arrow-righticon-arrow-right+P)で出すと
攻撃がかち合った際に一方的に打ち勝つことが可能。

通常技では遠立ち中キックや、遠めではしゃがみ強キック等も。

コンボ(連続技)

  • しゃがみ弱K→しゃがみ中P→しゃがみ中K→しゃがみ強K
    しゃがみ弱Kを刻むことも可能。その場合はヒット数に応じて、途中のしゃがみ中技を削る。
  • ジャンプ中K→立ち弱P→しゃがみ中P→しゃがみ強K